ようこそ! ソウルのパラム~風~ 2024年4月25日(木) 10:03 JST

時の人~Ⅲ~《姜 尚中氏》

《姜 尚中(カン サンジュン)氏》
ソウル大学で最終過程になると週一で歴史の時間がある。
そんな2008年秋のある日、彼を知る事となった。
その日は政治とイデオロギーの内容であった。
授業のビデオ教材で…姜尚中氏が突然!出てきた。
12人のクラスメートの中で日本語が判るのは私1人
何かイヤ~な予感がした。
そして、その予感は的中した。
先生「ほほえみさん、姜尚中氏を知ってる?」
ほ「知りませんでした、今日見て初めて知りました」
先生「姜尚中氏の話を要約してごらん」
ほ「w(°0°)w…☆★◎●◇▲▽★☆」
その日、私は姜尚中という名前を完全消去した。(~ヘ~;)

その2ヶ月後、私は同級生が営む美容室にいた…。
そこで A4版のオールカラーの重たい情報誌をみていたら~
彼、姜尚中氏が…東京大学構内の三四郎池畔で立っている姿に遭遇した。
何より驚いたのは、彼は夏目漱石作品を読み込んでおられるという事だ。

「三四郎」の文中にある<ストレイ・シープ>…stray sheep…

私は姜尚中氏を知らなかった2006年に
「三四郎」を日本語教材として使った時、
何故か三四郎池に無性~に行きたくなり、
その年の8月に東京大学の三四郎池畔に行った事がある。
赤門から誰もいない構内に入り安田講堂を左にして…
右に三四郎池があったと記憶している。
暑い日であったが…池畔は木陰が深く、とても涼しかった。

その情報誌から彼のベストセラー「悩む力」も初めて知った。
情報誌の中で、姜尚中氏個人の考えを少し知り
もう少し知りたくなった2008年の暮れだった。



《イッコーさん》

お名前、このような表し方でよいですか?
タレントで…ゲイのお姉さんです…。
私は彼女を全く知らなかった(;^_^A
ある日、同級生のJ子ちゃんから…
J子「TVでイッコーさんが宣伝してる韓国コスメの
        BBクリーム買ってきてぇ~ん!」
ほ「イッコーさんって誰なん?」
J子「知らんの!?そんなん~かまへんから、E社のBBクリーム5個」
ほ「了解(^-^)了解(^.^)b」
コスメE社は2007年ごろ販売店を大幅縮小し…
ソウル特別市内でも5~6箇所しかないと思う。
そのE社販売店に行ったら…イッコーさんの顔写真広告があり…
彼イヤ彼女を知った。
広告効果は大きく、販売店内は、日本人観光客でごった返していた…。
帰阪した時、テレビでイッコーさんをみた。
朝の番組で…イッコーさんの家のキッチンで何かを作っている内容だった。
若い女子アナウンサーが、イッコーさんの手際のよさ等をほめていた。
ホントに無駄のない動き、料理を作りながら片付ける…
要領のよさは、私も脱帽した…。
イッコーさんが、誉めたたえる女子アナに一言、
「本物じゃないから…真剣にしなきゃイ・ケ・ナ・イ・の!」
なぜか~忘れられないフレーズとなり、同時に彼女への見方が変わった。

イッコーさんは2009年3月、韓国観光公社から
…観光親善大使に任命された。