ようこそ! ソウルのパラム~風~ 2025年4月 2日(水) 07:27 JST

2009・7月の日々①♪通院生活編♪

この若さでお恥ずかしいケド…ねんざの痛み緩和で…
二日に一度、接骨院に通っている。(参照:ほほえみ病院に行く)
実家は接骨院激戦区の中にあり…
少し情報収集して、ご年配の方が多く行くという
ある接骨院に決めて、行ってみた。
その接骨院は 院長センセでも…30代前半
他の施術士さんも20代で若かった。

午前中に行くと、私が最年少で 新入りである。
新入りは静かに目をつぶり、先輩患者さんと施術士センセの話に
耳を傾ける。

70~80代の方が多く、歴史をよく知る方がいたり~
うわさ話をする方がいたり~自慢話をする方がいたり…
ご自身の日常を話す方がいたり~昔はなぁ~と話す方がいたり~、
その話を上~手に~相づちをする施術士センセ達がいた。
なぜかその相づちは時々、ビジネス的に感じる時もあるが~
その会話を、現代の社交場的に見れば…
なかなか面白く…耳をダンボにして聞いている(≧▼≦)
江戸時代、式亭三馬の「浮世風呂」「浮世床」を真似て
「浮世接骨院」なる滑稽本でも書けそうな雰囲気である。

お若いセンセばかりの為、通院患者・最年少~の私は…
足裏の手入れをしたり、同じ服を着ないように考えたりと…
変な神経使っている(;^_^A
だって、オンナの子だもん(←どこがぁ~?)<ふん(`へ´)>

先日、院内で無口の私に…若いセンセが…ワンピースを見て、
センセ ; 「綺麗な花柄ですね~」
 ほ    ; 「ありがとう…」

ひねくれている私は…心中…コレって営業コトバ、ちゃうの~と、
その若いセンセを上目遣いで見てしまった(>_<)
かわゆくなぁ~い、ほほえみの一面~(^_-)v (^m^)v

7月のご挨拶

 

ソウルのパラム ~風~

ほほえみ young-ja の日記

湿暑お見舞い申し上げます。

 

3年ぶりに…関西の7月を過ごすことになりました。

真夏日以上の天候にバテながらも…

前向きな療養?生活!を送っています。(^-^)v

みなさん、くれぐれ お体おいとい下さい…。

2009年 盛夏。

7月のお誕生日さんおめでとうございます。
4日景弼氏、9日峰碩氏、15日Tk女史、19日Tk氏、24日峰準氏。
 

 

新紙幣・酎酒

W::5万WON札流通する::W

2009年6月23日、
韓国で36年ぶり 高額新紙幣が発行された。↓↓
(参照;$¥£ 韓国の現金通貨 WON



何年か前から計画して今日に至ったわけだが…
現在のドルに対するWON安には1万ウォン札だけでは
限界がみえていた。

私が注目した点がある。
な~ぜ(?_?)6月23日の発行な~の?
私の回りの韓国人にきいても…知らない、関心ない、
別に大したことじゃない、発行した事すら知らない…
等々、様々であった。

ふと!!旧暦(陰暦)を調べてみた。
すると!!
陽暦6月23日は→陰暦閏(うるう)5月1日であった!!
5万WON札だから~陰暦5月にしたのかぁ~?
陽暦5月に間に合わなかったのかなぁ~?
とか、いらぬ憶測をする私(;^_^A
ある種の答がでたので…それ以上考えないことにした。
今年の陰暦の…調節月は5月である事も知るきっかけにもなった。
即ち、陰暦5月の翌月は"閏5月"となり5月が2回ある。
陰暦からみる今年は…残暑が長く続く!!とみた…。
さてさて、実際は!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ΨΨ韓国の焼酎ΨΨ

日本の飲食店で…「JINRO 25」という韓国の焼酎を
よく見られるようになりました。
お飲みになったコトがありますか?
もちろん!韓国の飲食店内で置いていない店はなく、
360ml一瓶を約3000~4000WON位で飲めます。

"JINRO~じんろ"は<眞露>と書き、漢字語ですが…
これを純粋の韓国語でいうと"참이술(チャミスル)"と言います。
竹の葉に…朝露の雫(しずく)がポトン…と一滴というイメージ……。

韓国では緑色の瓶360ml、1000Won前後(今のレートで¥77位)
でスーパーで売られ、アルコール度は19,8%が主流です。
それを普通ストレートを小さいグラスで飲みます。
ロックや水で割る習慣がないようです◇
焼酎<眞露>は、韓国で消費がダントツです。
いわゆる庶民のお酒です。
むかしは"労働者の酒"といってもよいでしょう…。
安くて少ない量で酔える…
一日の疲れを忘れさせてくれて、眠らせてくれる酒…
それが眞露でありました。
当初はアルコール25度のものが始まりでした。
1~2年前に"チャミスル・fresh"といって
19,8%の口当たりのよい商品がでて、
特に女性層の集客に成功しています。
今年また…アルコール度が少し低い、
若手対象の商品が出ました。「チヤミスル」です

ドラマの中で焼酎を飲む場面って…どんな雰囲気が多いでしょう!?
嬉しい時よりも…悲しい時、辛い時、苦しい時、悔しい時
等の場面で…グイっ!と飲んでいませんか?
焼酎は辛さ・悲しさ・苦しさの象徴でもあるのです。
韓国の厳しく辛い歴史と国民と共に生きてきた焼酎「眞露」は
韓国人の心のお酒といってもいいかも知れません。

現在流通している主な焼酎の種類↓です。
(眞露酒造社のみ・値段は一般スーパー価格)

眞露;25%・360ml・1120Won
・眞露チャミスル;20.1%・360ml・1000Won
・眞露チャミスルfresh;19.8%・360ml・1000Won
・チャミスル;18.5%・360ml・940Won

PS…私は…ある理由から~"眞露"類を全く!飲みません、。

あと、韓式飲食店に置いている酒類で
◇「백세주:百歳酒」…アルコール13%、薬酒。漢薬12種が入っていて口当たりがよく~
  後で鼻孔から漢薬のほのかな香りが~~…・・・


◇「복분자:ポクプンジャ」…野イチゴの果実酒、韓国風ワインって感じ。
    男の人には精力剤になるとか~ふふふ~



・・・
今年も半分が終わりましたね。
私には…とてもイタ~イ、痛い6月でした。
先日(6/28)、気の知れた日本人友人をよび…
快気祝の宴席を設け…料理を作りました。
パエリアをメインに…

きんぴらごぼう・だし巻き卵・南京煮・鶏肉ポアレ・ブロッコリーあえ…


日本ではありふれたお料理ですが…韓国では喜ばれます(^_-)v
あとひとり!絶対、お礼しなければいけない友人がいるのが…
心残りですが…7月約1ヶ月ほど療養帰国します…。
皆さん、ご自愛ください。
ほほえみ(*^_^*)

渇き(かわき)

2007年、ソウルにきて2年目に入った頃、
…私の中で何かが渇いていた。
この<渇き>は何だろうかと、思い出すたびに考えていたが~
しばらく答えが見つからなかった…。
 ☆
2007年12月…私がソウルで好きな場所のひとつである
「徳寿宮」(ソウル市庁広場の向かい側にある宮殿)
に行ったある時、広告フラッグ(旗)がなびいていた…
フラッグは徳寿宮の南壁の坂道に沿って続いていき~
[ソウル市立美術館]がその終着点であった。
   《ゴッホ展》
私は…フラッグが導くまま~チケットを買い→美術館へ入った。
冬休みに入っていたので…子供から大人まで満員御礼状態だった。
こういう時のひとり鑑賞は楽で…行ったり来たり~
過ぎたり戻ったりの繰り返しをしながら約1時間程で
展示場を出て~ロビーの椅子に座った。
少し…例の<渇き>が落ち着いた感じがしたが、
何かが物足りなかった、鑑賞後の満足感が全くなかった。


 ☆☆
私と美術展との出会いは…小学校低学年の時、
母に連れられて行った京都市美術館の「ルノワール展」だった。
それ以上の記憶はないが…我が家の壁に
ルノワールの「青い帽子をかぶった少女」
の絵画ポスターがずっと掛かっていた。
それから…ジャンルを問わず~
気になる展示会・展覧会・××展によく行っていた。
が…電車の吊り広告や新聞内の広告などから
あふれるくらいの情報を見て……
まぁ~た…ルーブル展か~大英博物館展か~国宝展か~
私の中で飽和状態化し 足が遠退いていった…。

 ☆☆☆
展示会に行ったら~必ず確かめるのが…
主催、後援、協賛、協力等の会社、そして
大使館・文化庁・外務省が絡んでいるか否かである。
会社名で時世を感じる事ができ、面白い。

日韓を比較してみると…企業の数や経済力の差は明らかで、
それゆえに規模と内容の差ができてしまう。
また日本は、梱包技術、配送技術は世界一だと思う。
そして…展示会収益を左右する観客動員数、
日本人口と韓国人口(日本人口の45%)の差もあるが~
中産階級の厚みのある日本の収益力はかなり大きいと思う。
(経済力の差もここにあるのだが…)
今もまだ、美術品盗難があとを絶たない中で…
国家の信頼度が高い日本で、門外不出だった美術品が
見られる事はホント~に!素晴らしい事だと思う…
この部分を私は日本を離れて改めて知った。

 ☆☆☆☆
2008年世界金融危機の為か?
全くと言ってよいほど韓国で展示会が無かった。
しかし2009年、韓国は頑張っている。

①クリムト展
 

②ファラオとミイラ展
 

③ルノワール展
  

上記全て初来韓展示会だという。
出品作品数や内容…鑑賞満足感…はさておき、見に行ってきた
(①②はコメントを控えさせてもらう。(><))
③6/25に行った「ルノワール展」は良かった。
目玉作品はオルセー美術館などからの大作ものだが、
パリ旅行で観たことがある為…むしろ私は…
個人所有の小作品を楽しく鑑賞した。
日本の地方美術館からも二つ作品が来ていた。
その中でも、米国から来ていた絵画が私の心をとらえた。


 ☆☆☆☆☆
私が上京する理由の一つに<鑑賞>がある。
2009年5月の時は…
東京国立博物館《国宝・阿修羅展》に行ってきた。
帝国劇場で一期一会の出会いのご婦人が
薦めてくださったからである…。
関西人の私が~奈良興福寺の仏像を見るぅ~!?
観たことあるのに~?(~ヘ~;)

上野公園内…国立西洋美術館のルーブル展を横目に…
国立博物館に開館時間に到着したら~40分待ちであった。
とても暑い日で、日傘の無料貸出もあった。

とにかく 素晴らしかった!!!! 


ほとんどの仏像様がショウケースなしで…
手が触れられる位置にあり、古(いにしえ)の…
何というか…迫力を肌で感じられた。
  《国宝・阿修羅像》
初めての出会いではないのに…心を奪われた…。
同じ空間にいて、約1300年前の息吹きを感じた。

その様に感じさせる展示構成も素晴らしかった。
360度からなる拝観・照明の色と角度・壁の配色・室内の低温度
…など、お堂での拝観とは全く違って楽しめた。

感動が少し落ち着いた時、防犯ビデオはどこにあるのかとか~
阿修羅の警備員は何人いるのかとか~
照明の数はいくつあるのかとか~
見ていたら~1人の人物が目に止まった!
観客はどうしても、足を止めて鑑賞したい、
でも人の流れは必要である。
阿修羅像の内輪を ひたすら歩いて
人の流れを促(うなが)している人がいた。
静かに、優しく、そしてゆっくりと…
阿修羅像の内輪を歩き続けていた。
彼が一周回り終えるのを見届けて…
ご苦労様…と呟き、阿修羅像を後にした。
博物館を出て…阿修羅展最後尾の時間待ちは90分であった。


のどが渇いて上野公園内の野口英世像前の木陰で
缶ジュースを飲んだ。

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