ようこそ! ソウルのパラム~風~ 2024年4月26日(金) 02:21 JST

2009・7月の日々②♪祇園祭♪

私の帰阪にはもう一つの仕事がある。
実家家業の労務処理と財務処理を担っている。
今回、半期決算が予想より時間がかかり、諦めかけていたケド…
16日の午前中に仕上げることができたので、
いざ!祇園祭宵山に行く事にした。3年ぶりであった…。

 ♯♪~
ちょっと昔(;^_^A…
大学生の時、I 教授から「PHP」という小冊子を頂いた。
それがきっかけで…JR京都駅前にある<PHP研究所>直属の
関西青年連絡会のメンバーとなり…活動をしていた。
拠点が京都なので、毎週日曜日に京都に行き、
古都の粋な楽しみ方、感じ方を多く学んだ…
その中に…祇園祭があった。
祇園祭の祭祀を司っているのは…八坂神社である。

 ♯♪♪~
わたし的祇園祭・2009

午後2時に、京阪電鉄で祇園四条で降り…鴨川を渡る。
四条大橋の北側を歩き、橋の真ん中で…
立ち止まり、目をつむって、鴨川上流から吹く風に心をゆだねた。
今回は…足の負担を避けて~八坂神社詣を省略し
…西へ歩を進めた。
道すがら、地図を兼ねた"うちわ"がもらえて…
扇ぎながら~自分の位置を確認でき便利
長刀(なぎなた)鉾を眺め通り過ぎ、
お気に入りの「月鉾」でその優雅な姿に酔いしれる。
月鉾
四条通の最西端(四条傘鉾)から北上南下しながら東へと進むルートをとった。
夜店屋台は…準備中のところが多いが~
またその様子も趣きがあって面白い
祇園祭は別名「屏風祭」といい…鉾町の旧家は
代々の家宝の屏風を虫干しを兼ねて披露している。
それを見て回るのも情緒があって楽しい。(^-^)
昔は~家に上がらせてもらい、屏風を間近に見ることができた…
が、今回は窓から覗き見ることしかできなかった
四条烏丸まで来たら…[ 錦市場 ] に向かった…。
高いアーケードがあり雨が降っても大丈夫(^_-)
西京極まで商店街は続く。
途中、出来たて麸饅頭を食べたり…
ちりめんや京漬物の試食をしたり…
鱧焼きの一口串を食べたり…小腹を潤した(^-^)
テレビでよく見る、だし巻き卵専門店で…
カットフルーツならぬ { カットだし巻き卵 } が売っていた!
食べるのが難しそうなのでパスしたが…今となって少し後悔した。
この錦市場で、お土産として野菜を模した伝統的な飴を二種買った…。
 
ソウルでおもてなしをする際のかわいい「吸い物麸・湯葉」も買った…。

5時には…再び四条大橋の上にいた。
今から祭りに向かう人の流れをしばらく…見送っていた。
浴衣の若者が多いなぁ~と思った。
今年の流行浴衣Fashionなんだろう、巻き巻きした髪に大輪の花を付け…
帯の上に更にシフォンのリボンを結んでいた。
しばらくして…
またもと来た方法で…帰阪した。
軽食して、行き付けのバーに寄ったら…
常連のご夫婦がいらして、再会の喜びを交わした。
私と同じ世代のご夫婦で…
聞くところによると、祇園祭の帰りとの由。
ご夫婦と祇園祭の話でもち上がると同時に…
一方で一抹の…空虚さが私を包んだ。

♯♪♪♪~

祇園祭のオススメは暑いケド!お昼頃から夕方の時間帯だ(^.^)b
まだ…人も少なく、明るいので、鉾を全体的見ることができ、
そのさを一層感じる事ができる。
是非とも(お金を要しても)寄って頂きたい(^^)鉾。
月鉾》天井画の美しさ(円山応挙筆)・木彫(伝左甚五郎作)の
素晴らしさを間直に見ることができる。
鉾中で一番美しいとされる。
鶏鉾》建物の中にある新旧のタぺストリーのすばらしさもさることながら…
エアコンが効いていて足休めにグゥ~
番外編《鐺螂(かまきり)山》リアルでグロテスク
虫キライの私だが…なぜか外せない。
唯一からくり仕掛けである

祇園祭のひとりっぷは今年で最後にしようと決めた…。